屋久島の旅 ~その②~

2017/09/30

おはようございます。

 

生きづらさを感じている人のための

ココロの天気回復カウンセラーなかがわとしこです。

 

屋久島旅日記~その②~です。

 

カウンセラーである私がどのような仕事で屋久島へ行ったのか。

一言で言うと、旅の同行サポートです。

 

まさかカウンセラーになって屋久島への同行を依頼されるなんて

考えたこともありませんでした。

というか、仕事で行くことも考えてなかったよねぇ。

人生、何が起こるかわからないものです。(しみじみ)

 

そして、この旅で私はウミガメにちょっとだけ詳しくなりました。

 

は?ウミガメ?って感じですよね。(笑)

 

仕事の一環としてウミガメの生態調査ボランティアを

屋久島で過ごす時間のほとんどを費やしました。

そういうオーダーを頂戴したもので。

 

そして、私・・・人生でウミガメに興味を向けたこと

ほとんどなくって、全くの無知状態。

誤解を恐れずに言うと、ウミガメに興味ない。なかった。

一生懸命ウミガメとの思い出を探ってみると・・・

 

水族館でウミガメを見て「歌舞伎っぽい顔~」と喜んでる私。

伊豆七島の御蔵島の海で木の葉のようにプカプカ流れるウミガメを見た。

 

どんなに必死に記憶をたどってもこの二つくらい(笑)

 

そんな私が屋久島で活動している時間のそのほとんどを

NPO法人 屋久島うみがめ館でボランティアとして

過ごすことになるのですから縁とか流れってとかって不思議です。

 

さて、この旅で大変お世話になった

 

NPO法人 屋久島うみがめ館

 

ってなぁに?という方のために簡単な説明を

うみがめ館のホームページより抜粋しますね。

 

屋久島とその周辺における自然環境の保全というテーマのもと、

ウミガメの生態調査及び研究等を行うことにより、

彼らを取り巻く諸問題を解決する糸口を模索し、

さらにウミガメが生息していく上で必要な環境を

保全することによって、他の動植物ならびに我々人間社会に

貢献することを目的とする

 

今、紹介するためにきちんと読んだ私。

とか、言っちゃっていいのだろうかというくらい

なにも情報を持たずに体験ボランティアとして参加しました。

 

どんなボランティア活動をしたのかというと、

ウミガメの卵のふ化調査です。

 

ふ化調査ってどんなことをするの~?

 

産卵時期にどこで産卵したかをあらかじめ調べておられて

その場所を見つけ、産卵日と先に生まれた子ガメの足跡を

確認してから、その巣穴を掘る。

 

と、さらっと書いていますが・・

まずサラサラの砂地を歩くってだけでも大変。

鎌倉の海よりずっとサラサラだし、アップダウンもある。

一か所行くだけでもヒザが笑い出す始末ですよ、私。

そして、卵の場所を見つけると今度は中腰でひたすら掘る。

素手で60センチくらい掘る。

腕をパワーショベルみたいにして縦穴を掘る。

とにかく掘る(もういい?)

 

60センチ縦穴を掘るのは腕もつかれるけど

実はヒザも疲れます。膝をついて掘るので痛い。

中腰だから腰も痛い。もー、あちこち痛い(笑)

運動不足が大きく影響していることは認めますが

ホント体を酷使する活動です。





伝わるかしら、
穴掘りの大変さ



と、ここで出会っていない親ガメを思い浮かべました。

 

だって、あんな短くて可動域も少ない後ろ足で

60センチから70センチくらいの縦穴を掘るんですよ。

自由に動かせる腕を持つ私はグッタリだというのに

重たい体を引きずって、穴掘って、出産して、穴埋めて、海に帰る。


かなり大きなウミガメのはく製

本能がそうさせるのはわかっていても「すごい!!」と

つぶやいてしまいます。

 

あ、ちょっと脱線しちゃった。

そうふ化調査です。

 

穴を掘り進めると底の方にすでに脱出した子ガメの卵の殻が出てきます。

その下からふ化したての子ガメが出てきます。

指の先に土とは違う「何か」の感触があって

それがモニョモニョ動くもんだから

最初「うわっ、なんじゃ」とビビるのですが

(カブトムシの幼虫を触ったような気分)

これが子ガメの感触だとわかると嬉しくなっちゃうんだから

まったく現金なものです(笑)

 

さらにどんどん掘り進めていくとふ化していない卵が出てきます。

ふ化していない卵と幼体(子ガメ)と殻が入り乱れるのですが

それも一つ一つ状態を確認して個数を確認します。

 

この活動の目的の一つはもちろんふ化状況を確認するです。

そしてもう一つが硬くなってしまった砂の中から

幼体(子ガメ)を救出することです。

 

雨で砂地が硬くなる、人が踏み固めてしまうなど

子ガメが脱出するのには過酷すぎるらしいのです。

美しい砂浜ですし、屈指の観光地ですから

人間に歩くなというのは難しいですよね。

 

とはいえ、傍若無人に歩き回られても困るので

ウミガメ館のボランティアさんたちが朝に夕に状態を確認しつつ、

目印をつけて卵のいるところには入らないようにお願いしたり、

それでも好奇心に負けて無断で見に来ている人に口頭でお願いしたり

ボランティアと一緒にふ化調査できることを伝えてみたり。

 

そんな地道な活動を夏の間続けているんです。

 

さらにウミガメ館では現在のウミガメの置かれている

状況や生態のレクチャーをしてくれ、保護活動の啓もうをしています。

(現在、うみがめは絶滅の危機にさらされているんです)

詳しいことはぜひウミガメ館のホームページを読んでみてくださいね。
 

NPO法人 屋久島うみがめ館


と、書いていたらまた長くなっちゃいました。

子ガメとの触れ合いについてはまた明日にします。

 

アンジー&としこと描く
マンダラエンディングノート体験会


10月10日(火)19時~20時30分

横浜駅からすぐのカフェ
アイランドヴィンテージコーヒー 横浜ベイクォーター店
にて開催します♪

詳細・お申込みはこちらから




ネガティブLIFEからスマイル★LIFEへ

ホンモノの笑顔になれる5日間のメール講座
秘密の『笑顔引き出しメソッド』をお教えします♪

ご登録いただくと明日から5日間
あなたが笑顔になれるヒントがつまったメールが
メールボックスに届きます♪

メルマガご登録はコチラから